田植え開始!

心配された天候も回復して連日初夏並みの気温で、
苗の成長が急激に進み、ヒョロヒョロの徒長苗になってしまい参っています。
ハウス
同じビニールハウスに並べた苗でも成長がまちまちで一定化させるには一苦労です。
直射日光がよく当たる場所は「苗焼け」といって成長するどころか枯れてしまいます。
軽トラ苗
エコ・ライスのグループの中では5月1日に先頭を切って、
見附市の大規模生産者が田植えを開始しました。
品種は酒米の「五百万石」です。
苗を軽トラックで田んぼに運びます。
孫手伝い
田植えは家族総出で手伝います。
小学校2年生の孫も一生懸命に苗を運びます。
田植え機と苗
一町歩(1ha)の区画の大規模圃場。
田植え機が一往復すると苗がなくなり、補充します。
曲芸乗り2
田んぼには浅いところと深いところ、固いところと柔らかいところがあります。
特に圃場整備をしたり、畦畔を抜いたりすると、
田んぼの一部が柔らかく底なし沼となり田植え機がぬかるみはまってしまい動けなくなります。
その為に、田植え機のバランスをとることが重要で、
曲乗りのようにオペレーターが立ち上がって田植機全体のバランスをとります。
田植え機曲芸乗り
田植え機の後ろには田植えをする機械が装着され、
苗を積んでいるので重くなります。
ですから、後輪がぬかるみに潜り易いので田植え機の前に立って重心をズラし、
やじろべいのようにバランスを取りながら田植え機を操ります。
簡単に見えますが、熟練の生産者だからできる技です。